扁平足が膝の痛みに繋がる理由!

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扁平足と膝の関係

ヒトの下半身は、ある場所”A地点”からある場所”B地点”へと移動するために機能します。

その移動の仕方としては、“歩く”という動きがメインとなります。

歩くのは、膝だけが単独で動くことはなく、股関節・骨盤、足首、体幹の動きも含まれます。

ウォーキングをする女性

歩くのは、膝だけが単独で動くことはなく、股関節・骨盤、足首、体幹の動きも含まれます。
中でも、地面に最も近いのが足首・足部であり、この部分が非常に重要です。

今回は、足部の機能が低下している扁平足の状態が、膝関節に与える影響を解説していきます。

扁平足について

足の裏には土踏まずという、足を地面に着いている時に地面に触れない場所があります。

本来は、かかとから足の親指(母趾ぼし)を結ぶラインがアーチ状となり、内側縦アーチを形成しています。

足部内側縦アーチのイラスト

この内側のアーチの部分がつぶれ、足裏全体が地面に触れしまい、足裏全体が平坦になっている状態を”扁平足”といいます。

子供の扁平足

内側のアーチ以外に重要なのが、足裏の真ん中に存在する”横アーチ”になります。

足部のMP横アーチのイラスト

この部分のアーチが潰れてしまうと、足全体が内側に傾いてしまうため、扁平足になりやすい状態です。

※この横アーチが潰れている状態を、”開張足”と言います。

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扁平足で何が悪いのか?

土踏まずが存在することで、”足”が安定します。

足には多くの骨が集まっているので、良い意味では柔軟に対応することができますが、悪い意味では不安定です。

足部の骨模型

足の支えとなっている部分がなくなれば、骨の配列が悪くなり、周りの筋肉の働きも悪くなります。

『小さい頃からずっと扁平足だから特に問題にはならない!』と思われる方がいるかと思いますが、それは大きな間違いです。

当然のように足には負担がかかり続けているので、身体のどこかの部分にその代償が加わっていて、それに気づいていないだけだと考えられます。
そのため、いずれは何かしらの症状が出る可能性があります。

例えば、『ふくらはぎがりやすい』というのも1つのサインになります。

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扁平足と膝の関係

この扁平足が原因で膝周りに痛みを生じさせることがあるので、そのメカニズムについてご紹介します。

扁平足になることで、足裏の中でも特に内側にかかる負担が大きくなります。
足が内側に傾いていくため、膝も内側に傾きやすくなってしまいます。

歩行時の骨盤前方回旋
座っている時には大丈夫ですが、動き始めた時に足と膝にストレスが加わります。

歩きの中では、足を着く瞬間や、足で地面を蹴る瞬間などで起こりやすいです。

着地をする女性の足
その他に、方向転換をする時にもストレスがかかりやすいです。

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膝が痛くなってしまう要因

では、なぜこの体重のかけ方が良くないのでしょうか?

本来、膝は曲げ伸ばしの関節になるので、横方向のズレる動きや、ひねる動きは不得意なのです。

そのため、膝が内側に傾いてくると、膝の半月板や靭帯・筋肉にはストレスが加わり、そのストレスが蓄積されます。

膝関節半月板のイラスト

長期化すれば徐々に悪化していき、いずれかは突然痛みが襲ってきます。
※徐々に痛みが増悪する場合もあります。

特にきっかけがなく痛みが出てきた場合には、身体に加わるストレスに耐えられず痛みが生じているため、痛くなり始めるもっと前から状態が悪くなり始めていることが考えられます。

扁平足を改善するためのエクササイズ

足の土踏まずを持ち上げる、扁平足を改善するために行った方が良いエクササイズをご紹介いたします。

少し難しいですが、手軽に簡単に行えるためオススメです!

エクササイズ方法

  1. 足裏全体を地面について立ちます(座っていても構いません。)
  2. 土踏まずを持ち上げるようにして足の指を曲げる方向に力を入れます
  3. 指先だけで曲げず、足の真ん中を持ち上げるように意識すると良いでしょう
  4. 足裏の筋肉を使う感じがすると良いでしょう

この運動を行うときは、立っている状態がオススメです。

立って行うことが難しければ、難易度は低くするために座って行うと良いでしょう。

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まとめ

今回は扁平足と膝関節の痛みの関係をご紹介しました。

扁平足以外の足の問題としては、外反母趾や足裏のタコなども関係してきます。

ストレッチはしてるけど良くならない、身体はもともと柔らかいのに膝が痛くなってしまうという方は、足裏や足の指の使い方・機能に問題があることもあります。

また、普段の生活の中において、”膝の位置や向きはどのようになっているか”を、今一度気にしてみると良いでしょう。

皆様が頻回に行なう動きの中に、現在抱えている膝の悩みの原因があるかもしれません。

コメント

  1. […] […]